
目次
1.スマートグラスはメガネの形をしたウェアラブルデバイス
2.Android OSを内蔵し、カメラ・モニタを搭載
3.産業利用での需要が近年増加
4.産業用途で見るタブレット、ウェアラブルカメラとの違い
5.NTTビズリンクの『スマートグラスクラウド』がお客さまの課題を解決します。
スマートグラスはメガネの形をしたウェアラブルデバイス
スマートグラスは、さまざまなセンサーや通信機能を持ちメガネをかける要領で装着して使用するウェアラブルデバイスです。
実際に見ている光景に情報を重ねて表示する方式が採用されており、実世界に情報を重ねて表示することから「ARメガネ」と呼ばれることもあります。
Android OSを内蔵し、カメラ・モニタを搭載
スマートグラスは拡張性の高いAndroid OSを内蔵しており、外側にカメラ、内側にモニタを搭載しメーカーにより両目で見えるタイプのもの、片目タイプのものと同じスマートグラスという製品でも見え方は様々です。
産業利用での需要が近年増加
動画をみたりブラウジングしたりとエンタメ用途、個人利用が想定されていたスマートグラスですが、近年、産業利用での需要が非常に増えています。
背景としてあるのは建設工事や保守・メンテナンスの現場などにおいて団塊世代の熟練技術者の大量退職が始まり、若手への技術継承が思うように進んでいないという問題があげられます。
こういった問題を回避するために多くの企業で取り組んでいるのは技術・ノウハウのマニュアル化です。しかし、マニュアル化できる内容もあれば感覚的に身に着ける技術やノウハウもあり、また技術は常に進歩しているためマニュアル化は容易ではありません。
こうした課題の解決策の1つとして期待されているのが、現場の映像をリアルタイムに配信することができるスマートグラスの活用です。
産業用途で見るタブレット、ウェアラブルカメラとの違い
産業用途で現場や作業風景を本部にいる熟練者に配信したい場合、スマートグラスだけではなくタブレット、ウェアラブルカメラでも実現することができますが、それぞれ特徴があります。
タブレット端末の場合は、両手ないし片手が埋まってしまい、またカメラを被写体に向ける必要がありますが、すでに導入している企業も多く導入は比較的容易です。
ウェアラブルカメラはOSを搭載していないため、本部へ映像を配信するためには別にWindowsタブレット等が必要、またカメラは側頭部に装着するなど実際に見ている映像とずれがありますが、カメラは高画質な製品が多いです。
スマートグラスの場合はというと、「ハンズフリー」「目線映像をそのまま」本部にいる熟練者の配信することができます。マニュアルを見るたび、本部にいる熟練者に指示を仰ぐたびに視線をそらすなど作業を中断する必要はありません。
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導入の容易さ | △ | ◯ すでに導入されている場合機器購入は不要 | △ |
カメラ画質 | △ | △ | ◯ |
ハンズフリー | ◯ マニュアル等も内面モニタで閲覧 | × | △ |
目線の共有 | ◯ 目線映像を共有 | × | △ 見ている映像とずれがある |
OS搭載 | ◯ Android OS | ◯ iOS、Android、Windows | × Windowsタブレット等を別途用意 |
NTTビズリンクの『スマートグラスクラウド』がお客さまの課題を解決します。
NTTビズリンクはスマートグラスはもちろん、PC、タブレット・スマホ、テレビ会議端末からも使える現場作業支援ソリューション『スマートグラスクラウド』を提供しています。
スマートグラスクラウドは離れた現場の作業支援を可能にすることで、お客さまの人手不足、熟練者不足といった課題を解決しフィールドワークの働き方改革を実現します。