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【第2回】カメラ、マイク、PC...他には? オンライン社内コンテストの開催に向けて必要な準備とは

前回は、オンライン社内コンテストを実施するメリットについて解説しました。

 

オンライン社内コンテストは、感染症拡大のリスクを抑えつつ、社内コミュニケーションを活性化できる取り組みとして、さまざまな企業から注目を集めています。

 

一方で、オンライン社内コンテストを実施するためには、従来のように1つの会場に従業員を集めて実施する社内コンテストとは異なる準備が求められます。

 

そこで第2回目となる本コラムでは、オンライン社内コンテストの開催に向けての必要な準備について詳しく解説していきます。

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1.社内コンテストをオンライン配信するために必要な準備

ここでは、オンライン社内コンテストの実施に必要な準備として、「カメラ、マイク」「PC」「ビデオスイッチャー、音響ミキサー」「ネットワーク回線」「映像配信サービス」の5つをピックアップし、それぞれの概要やポイントについて解説していきます。

 

カメラ、マイク

オンライン社内コンテストを行う場合、会場にはあらかじめ選定した一部の参加者のみ招致し、他の従業員は社内やリモートワーク先からオンラインで参加するといった手法が一般的です。

 

ノミネートする出演者数や、それに合わせた会場の規模に応じて、適切な数のカメラ・マイクを手配しましょう。その際には、万が一の事態に備えてあらかじめ予備分を手配しておくことが重要です。

 

PC

オンライン社内コンテストの会場では、主に「エンコード用PC」と「プレゼンテーション用PC」の2種類のPCが必要となります。

 

エンコードとは、カメラで撮影したままの大容量データを圧縮したり、配信・視聴が可能な形式に変換したりする作業を指します。当然ながら、こうした作業はPCに高い負荷がかかるため、エンコード用PCに古い機種を使用することは避け、CPUやメモリなど、なるべくスペックの高い機種を使うことをおすすめします。

 

プレゼンテーション用PCは、エンコード用PCと比較して高性能なものを選定する必要はないものの、本番中の不具合を未然に防ぐためにも、ある程度のスペックを持った機種を選定しておきましょう。

 

また、本番中に映像がきちんと配信されているか確認するためのPCも用意しておくと安心です。

 

ビデオスイッチャー、音響ミキサー

カメラやマイクを複数台設置する場合には、音声・映像の切り替えるためのビデオスイッチャーや音響ミキサーも欠かせません。

 

スイッチャーと聞くと専門的な機材をイメージする方もいらっしゃるかもしれません。ただ最近では、オンラインで映像配信を行う人が増えたことで扱いやすい製品も登場しており、中にはUSBケーブルでPCに接続するだけで簡単に使用できるようなものもあります。

 

音響ミキサーも同様ですが、本番中に操作ミスで慌てないためにも、できるだけ操作しやすいものを選定するようにしましょう。

 

ネットワーク回線

社内コンテストをオンライン配信するためには、当然ながらネットワーク回線の手配も欠かせません。オンライン配信中に通信の途切れや遅延といったトラブルが生じるケースも少なくないため、会場で用意された固定回線を利用する場合には、リハーサルを通じて高負荷に耐えられるか確認しておくことが重要です。

 

一方で、リハーサル時に回線に問題がなかったとしても、本番中により高い負荷がかかった際などには、通信が不安定になるおそれがあります。こうしたケースを回避しつつ、より安定した通信を行うためにも、配信用に独占して利用できる専用のネットワーク回線を手配することも選択肢に入れておきましょう。

 

映像配信サービス

映像配信サービスと一口に言っても、ZoomやMicrosoft Teamsを始めとする「Web会議ツール」や「ウェビナー配信ツール」、YouTubeやFacebookなどの「SNSのライブ配信機能」、SMARTやSmart Castをはじめとする「イベント配信専門のプラットフォーム」など、その種類はさまざまです。

 

中でもWeb会議ツールは、普段の社内会議やクライアントとの打ち合わせといった用途で多くの企業が導入・利用していることから、オンライン社内コンテストにおいても利用されるケースが目立ちます。

 

一方で、Web会議ツールの中には音声・映像の品質やセキュリティの高さ、トラブルが生じた際のサポート体制などが不十分である場合もあり、重要なイベントの配信においては不安が残ります。

 

そのため、企業の重要なイベント配信においては、高品質な音声・映像を配信することができ、万が一の際のサポート体制も万全な「イベント配信専門のプラットフォーム」を利用することがおすすめです。

2.イベント配信専門のプラットフォームで、スムーズかつ特別感のある社内コンテストが開催できる

企業の重要なイベントをオンライン配信するにあたって、専門業者の映像配信サービスを検討する際、導入担当者が「何を基準に選定すれば良いのか」と悩んでしまうケースが少なくありません。

 

こうした場合、「最も達成したい目的は何か」といった基準で選定すると成功しやすいと言えます。

 

そこでここからは、社内表彰式の実施における“よくある要望例”を取り上げつつ、映像配信の専門業者の代表例としてNTTビズリンクの提供するサービスを使った実現方法を紹介していきます。

 

要望1「リモートワーク中の従業員もオンライン社内表彰式を視聴できるようにしたい」

最近では、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてリモートワークの導入が進み、それによって、従業員が自宅などで業務を行うケースが増えています。

 

このような場合においては、従業員がさまざまな場所からアクセスしやすいよう、インターネットを利用した映像配信サービスを選定することがポイントです。

 

さまざまな端末に対応し、どこからでも映像を視聴できる「SMART」

「SMART」(「SMART Communication & Collaboration Cloud」)とは、NTTビズリンクが提供するクラウド型映像コミュニケーションサービスです。「SMART」はテレビ会議システムやPC、タブレット、スマートフォンなど、さまざまな接続方法に対応しており、オンラインで音声・映像を視聴できることが特長です。

 

また「SMART」では双方向のコミュニケーションが可能であるため、表彰式の視聴に加えて質問やコメントを寄せることのできる「双方向コミュニケーション」型の社内表彰式と、表彰式の様子を視聴するのみの「片方向配信」型の社内表彰式のどちらのスタイルにも対応可能です。

 

さらに「SMART」は、インターネットに加えて専用の閉域ネットワークにも対応していることから、安定・安心した映像配信が可能であることも大きな特長です。

 

インターネットで簡単に視聴できる「Smart Cast」

インターネットを利用して「片方向配信」型の社内表彰式を行う場合には、「SMART」のオプションメニューである「Smart Cast」の利用もおすすめです。

 

インターネットを使って、普段利用しているPCやスマートフォン、タブレットなどの端末から手軽に映像を視聴することができることに加え、配信予約時に自動生成されるワンタイムURLとQRコードを使って、簡単に映像を視聴できることが特長です。

3.専門業者のサポートで、よりインパクトのある社内コンテストの開催が可能に

前述した通り、オンライン社内表彰式の実施には、機材やネットワーク回線、映像配信のためのプラットフォームの手配が不可欠です。

 

一方で、これらの準備を十分に行ったとしても、必ずしもオンライン社内表彰式の成功につながるとは限りません。実際にオンライン社内表彰式を実施した企業の中には、リアルで実施した場合と比較して「盛り上がりに欠ける」「一体感を醸成するのが難しい」といった声も聞かれます。

 

これは、オンライン社内表彰式で盛り上がりや一体感、臨場感を醸成するには、リアル開催とは異なった演出の工夫や配慮が必要となるためです。そして、そこには専門的な知見やスキルが求められます。

 

そこでおすすめしたいのが、NTTビズリンクがイベントの映像配信をトータルサポートする「マネージド映像イベントソリューション」です。

 

「マネージド映像イベントソリューション」を導入することで、イベントの内容に合わせた配信方法の提案や会場・機材の手配、リハーサルといった準備から当日のオペレーションまでトータルで、経験豊富なスタッフのサポートを受けることができます。

本記事とは別に、オンライン社内イベントの開催に必要な準備や実施の流れ・ポイントについて、詳しく解説した資料をご用意しています。ぜひご一読ください。

 

企業が従業員エンゲージメントを向上するために今すぐ取り組むべき社内イベントとその実践方法とは!?

企業が従業員エンゲージメントを向上するために今すぐ取り組むべき社内イベントとその実践方法とは!?

NTTビズリンクでは、遠隔地を高品質・高画質でつなぐ「マネージド映像イベントソリューション」をご提供しています。 社内表彰式をはじめとするさまざまな映像イベントのサポート実績によるノウハウを活かし、お客さまのご利用用途やご要望をもとに、最適な実施方法をご提案いたします。

 

イベントの企画から準備、当日のオペレーションまで熟練スタッフがワンストップでサポートいたしますので、株主総会や決算発表、各種説明会、講演、学会などのオンライン実施を検討・予定されている企業・団体様は、お気軽にご相談ください。

 

また、ビジネスユースのオンラインイベント実施にお役立ていただける資料もご用意しております。ぜひご一読ください。

この記事の執筆監修者情報

監修者:エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社

NTTビズリンクは、企業向けデータセンターサービスを提供する会社として2001年7月にスタートしました。

その後テレビ会議多地点接続サービス事業などの統合により、お客さまのクラウド・アウトソーシングニーズに応える為に、統合的なICTアウトソーシングビジネスを展開してまいりました。 現在、設立以来培ってきたデータセンターサービスとテレビ会議サービスの運用力を強みとして展開している、Communication&Collaboration Solutionsという新たな事業領域の1つとして、「映像イベント&配信ソリューション」をご提供しております。

所在地:〒112-0002

東京都文京区小石川1丁目4番1号 住友不動産後楽園ビル

会社概要:https://www.nttbiz.com/company/outline/

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