結果的に、CTIだけでなくネットワーク環境まですべてを見直すことで、強靭な通信インフラを実現。一大プロジェクトとなった取り組みを無事に完走できたのも、NTTビズリンクのサポートがあったからだと石川氏は話します。
「単純に新しいシステムを導入すれば済む話ではないので、非常に多くの企業さんが関わることになります。でも、当社は通信インフラに関しては素人ですから、取りまとめるのは容易ではありませんでした。その点、NTTビズリンクにうまく中心で仕切っていただいたのは大きかったですね。非常にシビアなスケジュールでしたが、期限内にすべて完了できたのは、そうしたサポートのおかげだったと思います」(郷地氏)
実際に新たな環境での稼働がスタートしてからも、NTTビズリンクが構築したマネジメント体制は功を奏したようです。
「そもそも、今回の見直しをする際に問題点を洗い出したのですが、あちこちに散らばっている問題をひとつひとつ解決するのはもはや現実的ではないという結論がありました。運用・保守を含め、マンパワーもコストも一本化したいという希望を叶えてくれたという意味でも、NTTビズリンクにお願いしてよかったと思っています」(郷地氏)
「システムの裏側では複雑な連携があるのだろうと想像していますが、われわれ現場サイドからすると、窓口がNTTビズリンクに一本化できているのはとてもありがたいですね。実は、非常に多数の電話番号を抱えているのも課題のひとつだったのですが、それもオールインワンで管理ができるようになりました」(石川氏)
信頼性の高い通信機能、安定した回線の整備、24時間365日対応の保守体制。シェアリングテクノロジーが抱えるこれらの課題の解決策を提示したのが、NTTビズリンクでした。
「電話のシステムだけを見れば、ほかにも検討する価値を感じた会社さんは何社かありました。しかし大切なのは電話の機能だけでなく、コールセンターとしての安定したサービスをお客さまに対して継続してご提供することです。そのためには、回線そのものから構築することも必要ですし、保守体制の見直しもしなければなりません。それらすべてをワンストップでお願いできるところが、NTTビズリンクに依頼をした決め手となりました」(郷地氏)