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【第3回】オンライン記者会見で臨場感を醸成するための方法とは

第2回では、オンライン記者会見で記者の満足度を高めるポイントとして、「なるべく早い時間に開催する」「会見に関連する画像や映像を提供する」といった記者への配慮に加えて、会見のスムーズな進行のために、「サポート体制が充実した映像配信サービス選定」も重要であることをお伝えしました。

 

一方で、実際にこうしたポイントを押さえてオンライン記者会見を実施した企業においても「臨場感を出すのが難しかった」といった課題が残るケースが少なくありません。

 

そこで第3回目となる本コラムでは、オンライン記者会見で臨場感を醸成するための方法をご紹介します。

 

 目次
1.オンライン記者会見における課題
2.カメラワークによる演出が効果的
3.「ハイブリッド型」記者会見のメリット
4.専門業者の力を借りることで、より効果的なオンライン記者会見が実施できる

 

1.オンライン記者会見における課題

オンライン記者会見では、記者はPCやタブレットなどのデバイスを通じて、ディスプレイ越しに発表を視聴します。そのため、記者が会場に集まる従来の記者会見とは異なり、緊張感や盛り上がりなど、会場の雰囲気をつかむことが難しくなります。

 

「記者会見において、記者に雰囲気が伝わらなくても、問題ないのでは」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、会場の雰囲気が記者に与える影響は少なくないため、注意が必要です。

 

例えば、自社の新製品ついて記者会見で発表するケース考えてみましょう。新製品を紹介したタイミングで、そのジャンルに詳しい記者が盛り上がりを見せれば、その製品のインパクトは他の記者にも伝わるため、好感的な記事の仕上がりが期待できます。

 

一方で前述した通り、記者それぞれがディスプレイ越しに発表を視聴するオンライン記者会見では、そうした雰囲気が自然に形成されることはありません。こうした課題を解消するためには、主催企業が会場の緊張感や盛り上がりを意図的に演出し、記者の臨場感を高めることが重要です。

2.カメラワークによる演出が効果的

オンライン記者会見において臨場感を醸成するためには、カメラワークの工夫が効果的です。

 

例えば、プレゼンターの発表を一台のカメラでひたすら追うような映像の場合、よほど話し方に魅力がない限り、臨場感を出すことは難しいでしょう。

 

こうしたケースで足りていない要素は「記者目線のカメラワーク」です。従来の記者会見において記者は、プレゼンターはもちろん、紹介された製品やプレゼン資料、周りの記者などの様子にも気を配りつつ、発表を聞くことが一般的でした。

 

オンライン記者会見では、こうした状況をできる限り再現することで、臨場感の醸成につながります。そのためには、プレゼンターや製品、プレゼン資料、記者の様子などを複数台のカメラで撮影しつつ、映像を適切に切り替えていくことが重要です。

3.「ハイブリッド型」記者会見のメリット

前述したように、カメラワークでオンライン記者会見の臨場感を醸成できるとはいえ、そこには限界もあります。

 

一方で感染症対策などの観点から大勢の記者を集めることが難しいという場合には、「ハイブリッド型」記者会見の開催も選択肢に入れておきたいところです。

 

「ハイブリッド型」記者会見とは、少数の記者を会場に招きつつ、映像配信サービスを使って発表の様子をオンライン配信する手法です。完全な「オンライン記者会見」と同様、オンライン参加の記者は、事前に共有されたURLから配信専用のページにアクセスすることで、PCやスマートフォンなどの通信機器とネットワーク回線があれば、どこからでも自由に発表の様子を視聴できます。

 

このように「ハイブリッド型」記者会見を導入することで、従来の記者会見のような臨場感を醸成しつつ、その様子を来場できない記者にも感じてもらうことが可能です。

4.専門業者の力を借りることで、より効果的なオンライン記者会見が実施できる

ここまで解説してきたように、記者の臨場感を高めるためにはカメラワークを使った演出や「ハイブリッド型」記者会見の導入が効果的です。

 

一方で、臨場感を醸成するようなカメラワークや、「ハイブリッド型」記者会見を実現するためには、専門的な知識やテクニックが求められます。そのため、専任のスタッフを抱えていない場合、自社の人員だけで実施することは難しいでしょう。

 

こうした場合には、イベント運営や映像配信に関する専門業者に相談することをおすすめします。イベント配信の専門業者に依頼することで、映像配信における効果的な演出についてはもちろん、トラブル発生時の適切な対応や効率的な運営方法など、スムーズなオンライン記者会見の実施につながるさまざまなアドバイスやサポートを受けることができます。

本記事とは別に、イベントのオンライン開催における課題を解消しながら成功に導くためのポイントについて、詳しく解説した資料をご用意しています。ぜひご一読ください。

 


配信イベントの課題を解消!こんなに使える!活用シーンリスト

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この記事の執筆監修者情報

監修者:エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社

NTTビズリンクは、企業向けデータセンターサービスを提供する会社として2001年7月にスタートしました。

その後テレビ会議多地点接続サービス事業などの統合により、お客さまのクラウド・アウトソーシングニーズに応える為に、統合的なICTアウトソーシングビジネスを展開してまいりました。 現在、設立以来培ってきたデータセンターサービスとテレビ会議サービスの運用力を強みとして展開している、Communication&Collaboration Solutionsという新たな事業領域の1つとして、「映像イベント&配信ソリューション」をご提供しております。

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