目次 1.価格と機能比較 2.主要2社の価格帯別機能比較 3.役員会議室や音響/映像システムとの相互インテグレーション 4.利用シーンと用途にあわせた選択を! 5.デモルームで実物を比較してみましょう!
価格と機能比較
一般的に、『商品』や『サービス』は高額になるにつれ高機能や高性能になっていくものと言えます。 ではテレビ会議についてはどうでしょう。そしてコストに対しどのよう利便性を享受できるものなのでしょうか。
主要2社の価格帯別機能比較
下の図は主要メーカー2社の価格帯別に機能を比較したものです。 A社の場合、ハイエンドになるにつれて、接続できるマイクの本数、最大の接続帯域などの機能がアップします。マイクの本数によって使える会議室の大きさが変わりますし、接続帯域によって映像品質も大きく変わります。また、ハイエンド機はデュアルネットワーク機能と言って二つの異なるネットワークに同時に接続できる機能を持っています。これにより、社内網とインターネットなど二つのネットワーク上で配線替えや設定変更無しに使うことが可能です。 B社を見てみましょう。A社と同じくマイクの本数に加え、カメラのズーム倍率がミドル以上で12倍にできます。広い会議室ではマイクの本数はもちろん、参加者の顔をしっかりと写すためにもカメラ倍率も重要な選択要素となります。また、ハイエンド機は3画面に映像を出力(相手画面、自画面、PC画面)できるマルチモニター機能も備えており、役員会議室等大型の会議室に設置も可能です。
メーカー | ローエンド | ミドルレンジ | ハイエンド |
---|---|---|---|
A社 | HD(720p)対応 最大帯域:4Mbps マイクx1本 | HD(720p)対応 最大帯域:4Mbps マイクx6本 端末多地点機能(10拠点) | HD(1080p)対応 最大帯域:16Mbps マイクx6本 端末多地点機能(16拠点) デュアルネットワーク |
B社 ※オプションで 1080p対応可 | HD(720p)対応※ 最大帯域:3Mbps マイクx2本 カメラ:4倍ズーム マルチモニタ(2画面) | HD(720p)対応※ 最大帯域:6Mbps マイクx4本 カメラ:12倍ズーム 端末多地点機能(6拠点) マルチモニタ(2画面) | HD(720p)対応※ 最大帯域:6Mbps マイクx4本 カメラ:12倍ズーム 端末多地点機能(8拠点) マルチモニタ(3画面) |
役員会議室や音響/映像システムとの相互インテグレーション
メーカーを問わず、ハイエンド機の特長はその豊富な入出力端子です。小型~中型の会議室ではテレビ会議システムは市販のモニタに接続して利用されることが多いですが、大型会議室、役員会議室やちょっとしたホールなどで利用する場合、外部のプロジェクターや音響装置との連携が欠かせません。豊富な入出力を備えるハイエンド機であれば、外部カメラの入力や大型プロジェクターへの映像出力、外部PA(音響装置)と連携した音声入出力などに対応できます。もしそのような用途があればハイエンド機の背面端子をしっかりと比較検討して選択することが大事です。
利用シーンと用途にあわせた選択を!
今や高画質・HD(ハイディフィニション)対応はローエンド機でも当たり前。機器の選択はカメラやマイク等の外部機器のバリエーションをメインに検討いただくのがお勧めです。本部の役員会議室と大型ホールにはハイエンド機、15名程度までの中規模会議室や支店にはミドルレンジ、2-3名程度の参加であればローエンドなど、利用シーンと用途にあわせて導入することでコストを最適化することができます。 また、購入の際は、上述の入出力端子を必ず確認してください。「PCを接続しようとしたら端子が合わない!」といったことも十分に考えられます。
デモルームで実物を比較してみましょう!
NTTビズリンクはマルチベンダーで各種機器を取り扱っています。メーカー毎の品質の違いや、操作性の違い、または異メーカー同士の組み合わせ時の挙動など。実際にお客様の『目』で比較・検討いただけるよう各メーカー機器を取り揃えたデモルームをご用意しております。もちろん専門知識を持つ営業担当とエンジニアが予算のご相談や技術的なご質問に丁寧にご説明させていただきます。デモルームへのご来訪は常時受け付けております。お気軽にNTTビズリンクへお越しください!