新型コロナウイルスの流行を受け、都内公立学校は臨時休校を余儀なくされました。そのような状況下でも、生徒や保護者とのつながりを持てないかと、映像を通じたコミュニケーションを模索していました。動画配信も検討しましたが、撮影した動画を公開するだけのサービスには違和感があったのです。生徒が教員に話しかける、教員が生徒に語りかける。学校とはそのような双方向のコミュニケーションが常に発生している場所です。「生」の感覚が非常に大切だと考え、ライブ配信にこだわりました。
大人数での同時視聴を想定していたので、情報セキュリティも重要です。海外製ビデオ会議サービスも検討しましたが、どうしても不安が残り、できれば国内で学校や企業向けイベントの提供実績が豊富なサービスが良いと考えました。さらに、ライブ配信となればトラブル対応は急を要しますから、迅速かつ、なんでも相談にのってもらえる、頼りやすい企業が良いという結論に至りました。以上のような話をNTTビズリンクの方とお話しする機会があり、色々とご相談していくなかで、今回の入学式のライブ配信のご提案をいただきました。