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SeAH Changwon Special Steel(SeAH CSS)様(Beamo)

Beamo™ デジタル ツインを使用して 鉄鋼工場のDXを加速

【会社紹介】

SeAHグループの系列会社です。SeAHグループは、韓国証券取引所に上場する5つの事業体(個別企業と持株会社)を傘下に持つ世界的な大手鉄鋼メーカーです。1966年創業のSeAH CSSは、韓国の昌原(チャンウォン)に本社を構え、年間収益は12億5,600万米ドル、資産は11億9,500万米ドルに上ります。同社は、航空防衛産業や航空宇宙産業向けのハイテク産業用鉄鋼製品や高価値特殊鋼合金の製造を専門としています

【課題】


●超高温下など危険な環境のオペレーションを軽減したい。

●広大な面積の工場の検査・レポート作成の手間を軽減したい。

●各地の工場が点在しており、人権費や移動コストをかけずに現場確認を実施したい。


【効果】

●工場内の危険な制限区域に関するオペレーションチームのトレーニングや、オペレーターの日々の現場確認作業を、安全な環境からリモートで容易に実施可能な環境を確立。

●各地の広大な面積の工場のデジタルツイン化を高速かつ簡半にコスト効率よく実現。

●広大な面積の工場における検査・レポート作成の稼働を大幅に低減。

●既存IoT情報をBeamoに取り込むことで、各地の工場・機械のリアルタイム監視をいつでもどこでもデジタルツイン内で可能にする環境を確立。


完全なDXに向けた、長く、困難な過程

●製鉄は超高温下で行われるため、手動監視はエンジニアにとって危険なものだった。
●さまざまなソリューションを試したが、見合うだけの成果が得られなかった。

現実世界の状況/状態を反映した仮想世界を作り出すことで、エンジニアは機器の監視/メンテナンスをより安全かつ効率的に行えるようになります。
例えば、各工場には30~40台の機械があります。一部の機械は稼働中にカバーを開けることができず、完全に停止してからでないと内部の状態を確認できません。製鉄は超高温下で行われるため、このような手動監視はエンジニアにとって危険かつ好ましくないものとなります。


SeAH CSS鋼材工場の写真
工場を正確に再現した仮想レプリカを作成するために、さまざまなソリューション(CADなど)を試しました。しかし、多大な時間とリソースを費やしたわりには、それに見合うだけの成果が得られませんでした。その時は1つの工場のデジタルツインを作成するのに、8人のチームで7か月かかりました。完成したのは、工場を3Dでレンダリングした8分間の動画でした。この動画は、見た目は美しいものの、実用性はほとんどありませんでした。このソリューションでは、リアルタイムのデータフィードをデジタルツインに統合するという目標を達成できませんでした。
SeAHは、自社開発プラットフォームのData Forgeを使用してプロセスを自動化するために、すでに機械内部にロボットアームとセンサーを設置していました。しかし、Data Forgeと仮想デジタル工場を連携させることができなかったため、DX計画は暗礁に乗り上げていました。

Beamo™を利用することで高速かつ簡単なデジタルツインの作成が可能に

●機械を停止してカバーを開けることなく、内部を確認できた。
●他のソリューションでは何ヵ月もかかっていた作業が、まったく品質を落とすことなくBeamo™では数時間で完了した。

その打開策となったのがBeamo™でした。Beamo™を使用すれば、ミッションクリティカルな 施設のデジタルツインを、他のソリューションの10倍の速さで作成できます。この前提に基づき、SeAHとBeamo™は、RSB(Reducing and Sizing Block)機のデジタルツインを作成するためのPOC(概念実証)を開始しました。

Beamo™のテクノロジーを使用することで、極めて高速かつ簡単にRSBのデジタルツインを作成できることに、SeAHのエンジニアは驚きを隠せませんでした。三脚、スマートフォン、360°

カメラだけを持ってチームが現場を訪れたときのことについて、次のように説明しています。

「他のソリューションでは何ヵ月もかかっていた作業が、Beamo™では数時間で完了しました。しかも、あれだけ短時間で完了したにもかかわらず、品質はまったく落ちていないのです。」

暗く、目や手の届きにくい重機の内部や溝もキャプチャできたため、エンジニアは、機械を停止してカバーを開けることなく、内部を確認できます。また、Beamo™アプリを使用して、撮影した360度の写真をその場でプレビューし、カメラ設定(ホワイトバランス、HDR、シャッター速度など)を動的に変更するための新機能も追加されています。これにより、照明条件が厳しい場所でもスムーズに撮影できます。

Beamo™をSeAHのData Forgeと容易に統合し、RSBのデータチャートをタグで表示できるようになりました。機械に問題が発生すると、システムがオフィスにいるエンジニアに通知を送信します。通知を受けたエンジニアは、機械のある工場まで実際に行くことなく、デジタルツインを通じて問題を確認できます。また、Beamo™を使用すれば、工場のベストプラクティス、安全性/トレーニングに関する資料、社内知識、日々の運用に関する資料などをデジタルツインに追加することも可能です。これにより、他施設のチームは、Beamo™にログインするだけで、それらの知識や資料を取得して、各自の施設で活用できます。


さらなる拡張を

●生産ラインの残りの機械もすべてデジタルツインに組み込み、運用的/視覚的に連携させることを検討中。

SeAHは、工場のDXをさらに推し進めたいと考えています。

「Beamo™のソリューションを使用すれば、より少ない時間と労力でより多くの成果を達成できます。次の目標は、RSB機に続いて、生産ラインの残りの機械もすべてデジタルツインに組み込んで、運用的/視覚的に連携させることです。」
最終的には9か所の工場と3か所の現場のデジタルツインを作成し、その後は他の系列会社(SeAH Steel、SeAH Besteelなど)でも 同プロジェクトを推進したいと考えています。


■実際にBeamo™で撮影した工業内部の映像はこちら 

※NTTビズリンクはBeamo™の販売パートナーかつ、3i inc.社と「エンタープライズインテリジェントマネジメントのための高度化されたデジタルツインサービス開発共同研究開発業務協約(MOU)」を締結しています。
※本導入事例は3i Inc.社から承諾を得て転載(原文:https://www.beamo.ai/ja/blog/seah-css-digital-transformation)しています。
※動画・写真・画像などに関する著作権等は各掲載元会社に帰属します。
※「Beamo™」は3i Inc.社の商標です。
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