ヴィジュアルコラボレーションソリューション ヴィジュアルコラボレーションソリューション

テルウェル東日本株式会社様

映像コミュニケーションのトータルコーディネーターとして

イノベーションを生み出す新たなハイブリッド型オフィスを協創



テルウェル東日本株式会社

総務人事部

総務担当課長

根矢 靖久 様

テルウェル東日本株式会社 総務担当課長 根矢 靖久 様
テルウェル東日本ロゴ

【事業概要】

テルウェル東日本株式会社は、NTTグループ企業であり、「ビジネス環境をより快適に」「暮らしをより豊かに」をスローガンに、ICTソリューションやオフィスソリューション、BPO、ビル清掃、介護サービス、不動産、環境関連事業まで幅広く事業を展開しています。

【事例のポイント】
●多様化するワークスタイルへのひとつの解として、離れたワークプレイスをつなぎ、チームの結束力を高めつつイノベーションも促す新たなオフィス環境を創出

●大型9面モニターで、社内外の情報やリモート空間を共有し、オンラインでも一体感のある働き方が可能に

●利用者にリモートコミュニケーションであることを意識させない使用感でリモート研修や会議が可能になるなど、実務に徹底的に配慮した設備設計で快適なハイブリッドワーク空間を実現

【課題】

●「ハイブリッドワーク」に働き方が移行する中で、オフィスのあるべき姿を模索していた。

●支店やサテライトオフィス、社員の自宅など、多数あるワークプレイスを有機的に“つなぐ”ための方法を探していた。


【導入後の効果・期待】

●日々の業務シーンにおける課題から、理想とするワークスタイルを協創的に見出していった。(それらを実現する機器選定から設計・構築まで適切にトータルコーディネートされ、想像以上に快適なハイブリッドワーク環境が実現した。)

●大型ディスプレイの導入に加え、それを9面とすることで多様な情報・遠隔のワークプレイスを集めることができ、ハイブリッド環境でも一体感のある人が集まる場としてのワークプレイスが実現できた。

●人が通行する場に各フロアの様子が見えるモニターを設置し、離れたオフィスの空気感を感じられる仕掛けを実現。社内をシームレスにつなぎ社員の一体感を醸成した。(今後はサテライトオフィスや在宅で働く方へも広げていく予定。)

●意識しない箇所まで配慮されたオフィス環境は、社員のみならず来訪した取引先からも高評価。働き方の選択肢の多さは、採用面でも効果を発揮している。展開するオフィスソリューション事業のモデルケースとして、たゆまず進化させたい。(次世代のオフィスモデルを進化させていくことは、効率的なエネルギー活用にもつながる。環境保護、SDGs貢献という企業の責任としても進化させていきたい。)

すべてのワークプレイスを“つなぐ”のが本社の役割チームの結束力を高め、『イノベーション』を促す場を実現するのが本社の役割

●スペースの最適化も含めて新たな働き方を実現する環境をつくりたい
●ただハイブリッドであればよいわけではない、「つながり」を生む空間にしたい

当社は、NTTグループの一員として、長年培ってきた現場力と総合力を活かし、「快適なオフィス環境を用意したい」、「便利でゆとりのある生活を送りたい」などお客さまのビジネスからライフスタイルに至るさまざまな要望にフレキシブルに対応し、オフィスコーディネートやビル清掃、プロパティマネジメント、BPOソリューションなど身の回りにある幅広い業務をサポートしております。

今年度は、営業活動の「量」「質」「領域」を拡大し、特にBPO業務はこれまでのNTTグループ総務受託の経験や自治体からのBPO受注実績も踏まえ今後もより一層の業務拡大を目指します。


テルウェル東日本 総務人事部 総務担当課長の根矢靖久氏は、2022年12月に本社オフィスを移転した理由について、次のように話します。

NTTグループは、リモートワークを基本とする『リモートスタンダード制度』を導入しています。当社もコロナ禍で7~8割がリモートワークでした。一方で、ビル清掃や介護サービスといった事業では現場職が従事していますし、営業職も外回りの途中でオフィスに立ち寄ることがあります。リアルサイトとしてのオフィスの重要性もわかりましたので、スペースの最適化も含めて新たな働き方を実現する環境をつくりたいと考えました。

リモートワークとオフィス出社を組み合わせた「ハイブリッドワーク」へ働き方が変わってきた現在。オンライン会議システムとアクセスするのは簡単ですが、それだけでは組織としての一体感が得られないと根矢氏は感じていました。

オフィス出社は、1人で仕事をするのが目的ではありませんから、コミュニケーションが活性化できる空間にしたいと考えました。加えて、支店やサテライトオフィス、社員の自宅などすべてのワークプレイスを“つなぐ”場所にしたいと思いました。そうして立てたコンセプトが『センターオフィス』。単にハブとしての役割にとどまらず、目的や目標を共有してチームの結束力を高める『チームビルド』や、コラボレーションで生まれる『イノベーション』を促す場を目指したのです。


テルウェル東日本オフィス
テルウェル東日本オフィス
テルウェル東日本オフィス
【上部写真は移転後のオフィスの様子】個人では意識しない箇所まで配慮されたオフィス環境は、社員のみならず来訪した取引先からも高評価を得ています。

コストや手間を増やさず「映像コミュニケーション」を活性化

●イベント用の大型モニターを平時も有効活用できるよう「9面モニター」を提案
●ゆるやかながらシームレスなつながりを生み出す「社内モニタリング」


すべてのワークプレイスをつなぎ、チームビルドやイノベーションを創出する環境。この先進的なコンセプトを実現するには、インテリアやレイアウトの工夫だけでなく、映像コミュニケーションのデザインが欠かせません。

自社事業としてオフィスソリューションを展開していますので、レイアウトやインテリアについては社内で相談を重ねました。ただ、映像コミュニケーションに関しては知見がないため、漠然としたイメージしか浮かばなかったのです。どうしようかと思ったとき、オフィスソリューション事業の担当者から『お付き合いのあるNTTビズリンクが詳しいと聞いているので相談してみよう』という声があがったので、ご相談しました。

根矢氏が描いていた「漠然としたイメージ」とは、「他ロケーションとオンラインでつなぎ、一体感のあるイベントやセミナーをしたい」、「ミーティングルームのオンライン会議環境を快適にしたい」といったものでした。

テルウェル東日本 根矢靖久氏

『一体感のあるイベントやセミナー』は、経営トップも強く要望していました。ならば、人が集まりやすいよう設計されたオープンなコミュニケーションスペースに、1面の有機ELディスプレイを設置すればいいだろうと考えていたのです。ところが、NTTビズリンクさんは『1面だとできることが限られます。同じサイズで9面にしてはどうですか』と提案してくれました。

1面では一つのコンテンツしか映せませんが、9面なら1面にもできますし、最大9つのコンテンツを映せます。そうすることで、イベントやセミナー以外の平時にもコミュニケーションの媒介として活用できます。たとえば、ある面には社内に伝えるべき情報を流すサイネージの役割を持たせ、ある面には天気情報、地震などの緊急時は、災害放送を流せばBCP対策にもなります。

もちろん、イベントでも期待どおりの役割を果たしています。入社式ではメインモニターとして活用するとともに、他ロケーションの若手社員からの激励メッセージをリアルタイムで届けて、従来以上の一体感を生み出すことができました。

テルウェル東日本オフィス
テルウェル東日本オフィス
テルウェル東日本オフィス
※「9面モニター」・イベント用の大型モニターを、平時も有効活用できるようあえて、分割ディスプレイを導入しました。(写真左・中央)
※手元のタブレット端末によって、9面それぞれの画面を任意にレイアウト変更が可能です(写真右)
テルウェル東日本オフィス

社員にも好評なのは、社内のモニタリングです。基本的にオープンスペースですが、隅々まで見通すのは無理ですし、フロアが分かれているため、それらをどうにかつなぎたいと思っていました。大型9面モニターがあるコミュニケーションスペースもそうですが、社員が必ず通る動線の入口付近にモニターを置いてそれぞれの箇所を投影し続け、様子が見えるようにしました。
引いた映像なので、通りがかりにチラッと目に入ると『あのスペースに誰かがいる』、『話したいと思っていた人がいるからちょっと立ち寄ってみようか』と思うものですよね。モニタリングがなかった以前に比べると格段にフロア全体の様子が感じられるようになりました。




無意識的な仕組みだからこそシームレスなつながりを生み出す映像コミュニケーション。現在は本社内のみを映し出していますが、今後は支店やサテライトオフィスにもネットワークカメラを設置し、空間を超えたつながりを生み出そうとしています。

映像コミュニケーションのトータルコーディネートで快適な「オフィス体験」と「ハイブリッド・ワークスタイル」を提供

●オンライン会議や研修の現場で複雑なセッティングや機材オペレーションが不要
●ワークスタイルの選択肢をもてるオフィス空間の実現で、採用面でも良好な効果


「リモート参加の社員も一体感が得られるイベントやセミナーを」という要望をクリアしたうえ、ちょっとした工夫で平時の社内の一体感を促す提案をしたNTTビズリンク。もうひとつ根矢氏が要望していた「ミーティングルームのオンライン会議環境を快適にしたい」に対しても、独自の工夫を凝らしました。
テルウェル東日本オフィス

20名程度の研修ができるよう、複数の会議室をつなげられるミーティングルームを用意しているのですが、移転前のオフィスでは毎回プロジェクターを設置してマイクの調整もする必要がありました。非常に面倒ですし、そうした機器やコード類が目に入るのもあまり好ましくありませんでした。それらをNTTビズリンクに相談したところ、すべてクリアしてくれました。


ミーティングルームでは、140インチの画面が映し出せるプロジェクターを選定。壁面に直接投影できるよう調整し、スクリーンを別途用意する手間もコストも削減しました。操作に使うタブレットやマイクなど、各種デバイスは縦長のラックにスッキリと収納し、快適な使い心地と整頓された美しい空間を両立させています。

会議室でのオンライン会議環境も、本当に快適になりました。以前は少し離れていると声が聞き取りづらいこともあったのですが、今はこそこそ話していたら音を拾ってしまうほどクリアです。
オフィス側にいる人だけでなく、リモート側でも話している人にカメラがすぐ寄っていくので、顔や表情も鮮明に捉えることができ、ストレスを感じることがなくなりました。
スムーズな映像コミュニケーションがとれるように、モニターのサイズを含めたデバイスの選定からカメラ位置の調整まで、トータルでコーディネートいただいたおかげだと感謝しています。

当然、新たな機器やシステムを導入すると、使い方に戸惑う社員から問い合わせが入るなど、総務部門の負担が増すものですが、NTTビズリンクのサポートはそれも未然に防ぎました。

テルウェル東日本オフィス
機器の導入は、構築・設置までで以降はフォローしてくれない印象がありましたが、NTTビズリンクは違いました。通常業務時に必要な最低限の項目だけにしぼった利用者マニュアルと、機器のセットアップに必要な詳細項目まで記載した管理者用マニュアルのそれぞれご用意いただき、実際に利用が開始された状況に配慮したサポート体制により導入後の運用もスムーズに実施できました。

快適かつパフォーマンスを発揮しやすい先進的なオフィス空間を生み出したことは、採用面にも良い効果が出ています。


新卒の採用面接で本社オフィスに来てもらっていますが、フロアに入った瞬間『わぁっ!』と声があがります。『行きたい』と思ってもらえるオフィスにできたのがうれしいですね。オフィスソリューション事業でも好影響が出ていまして、ご覧になったお客さまから高評価をいただけているだけでなく、実感を込めたご提案ができるのがやはり大きいです。オフィスソリューション事業のモデルケースとして、さらなるコミュニケーションの促進やICT環境の整備、また、環境保護の観点でエネルギーソリューションを活用したオフィスモデルをつくって、SDGs達成に貢献していきたいと思っています。

今回の取り組みで、オフィスは時代や働き方の変化に合わせて進化していく必要があると痛感しました。映像コミュニケーションのトータルコーディネーターであるNTTビズリンクの知見をお借りして、さらに進化を遂げていきたいと思いますので、今後ともぜひご協力をお願いしたいと思っています。
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