ヴィジュアルコラボレーションソリューション ヴィジュアルコラボレーションソリューション

NTT都市開発様

ストレスフリーかつ高性能な
映像・音響のトータルコーディネートで
ウェルビーイングなワークプレイスを実現し、
入居者の満足度向上に貢献

NTT都市開発株式会社
開発本部 大手町開発推進部 担当部長 菅野 智之 様(左)
開発本部 開発推進部 瀧瀨 祥良 様(右)

【事業概要】NTT都市開発は、NTTグループの総合不動産デベロッパーです。オフィスビルの開発・賃貸事業をはじめとして、商業事業、住宅事業、グローバル事業、ホテル事業などを展開しています。

【事例のポイント】

●ウェルビーイングを実現する新たなオフィスビルで、入居者に高い満足度をもたらす共用スペースの映像・音響システムを導入
●数ある製品の中から、品質とコストを両立する最適なものを提案し、上質なリフレッシュスペースの実現をサポート

【課題】

●これまでにない「ウェルビーイングを実現するワークプレイス」を実現するため、特定のメーカーに偏ることなく、真に空間に適した映像・音響システムをトータルコーディネートする必要があった
●「リフレッシュスペース」としてひとつひとつのインテリアやデザインにもこだわりぬいた空間のため、その世界観にフィットした機器を選定するのが困難だった

【導入後の効果・期待】

●共用スペースの映像・音響システムの充実ぶりを入居の決め手に挙げる企業が多く、評価が高い
●建物利用者の健康とウェルネスを高める空間づくりを評価する「WELL認証(WELL Core)」ゴールドランクを西日本エリアの賃貸ビルで初めて取得。映像・音響環境を整える側面からウェルビーイングを支援
●ひとつひとつの製品を熟知した熱量の高い提案によって、要望以上の理想の空間が実現できた

※ウェルビーイング(Well-being):身体的・精神的・社会的に良好な状態

御堂筋に面した好立地で誕生した関西最高水準のウェルネスオフィス
革新的な共用スペースを設けた「アーバンネット御堂筋ビル」

●好立地なだけでなく、「働きたい」と思える革新的なワークプレイスを創出
●映像・音響面でもウェルビーイングを後押しするためNTTビズリンクをパートナーに

大阪の発展を牽引してきたメインストリート、御堂筋に面した立地で2024年1月に竣工したのが、NTT都市開発様の手がける「アーバンネット御堂筋ビル」です。

関西有数のビジネス街である淀屋橋、本町の中間に位置するこのエリアには、オフィスのみならず商業施設やカルチャースポットなど多様な都市機能が集まっています。イノベーション創出のポテンシャルにあふれていることから、多くの企業が注目しています。

NTT都市開発は、「アーバンネット御堂筋ビル」の開発にあたって、立地のポテンシャルのみに頼らず、高付加価値を生み出す空間づくりに取り組んできました。


アーバンネット御堂筋ビル外観

開発本部 担当部長の菅野智之氏は、次のように話します。

「近年、働き方の見直しが社会課題となっています。誰もが快適かつ健康的に働くことができ、『働きたい』と思える革新的なワークプレイスを創出することが、総合不動産デベロッパーであるNTT都市開発の果たすべき役割だと思います。そこで、関西エリアのフラッグシップ物件であるアーバンネット御堂筋ビルは、『Well-being×ICTによる新しい働き方の発信地』をコンセプトとして開発を進めてきました」(菅野氏)

ESG(環境・社会・ガバナンス)が極めて重要な課題となっている今、多くの企業が「ウェルビーイング」の向上をめざしています。ワークプレイスでその実現をめざす同社の取り組みは、非常に意義深いといえるでしょう。

11階ラウンジスペース

「とりわけ力を注いだのは、11階に設けたオフィステナント専用の共用スペースです」と説明するのは、開発本部 開発推進部の瀧瀨祥良氏です。

「共用スペースにはラウンジやテラスのほか、Web会議システム完備のプレゼンルームがあります。ラウンジには、快適なABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング、時間と場所を自由に選択できる働き方)を支援するため、さまざまな種類のチェアやモニターを備えた個人ブースを整えました。短時間の睡眠で効果的な休息を促すナップルームや、気軽に運動できるフィットネスルームもご用意しています」

オシャレなカフェを思わせるラウンジからつながるテラスからは、御堂筋が見下ろせるだけでなく緑も豊か。オフィスビルにかかわらず気軽に外気に触れられるのも、リフレッシュに最適です。
注目したいのは、単なる雰囲気づくりではなく、ウェルビーイングの向上につながるエビデンスに基づいて開発されたことです。それが認められ、建物の環境性能だけでなく、建物利用者の健康とウェルネスを高める空間づくりを評価する世界基準の認証制度「WELL認証」のゴールドランクを取得しました。これは西日本エリアの賃貸ビルで初めてのことです。

「だからこそ、最高水準のウェルネス空間を実現するため、映像や音響に関する機器も徹底的にこだわりました。NTTグループのネットワークを生かして情報を集めたところ、NTTビズリンクが映像・音響のトータルコーディネートに強みを持つことを知り、ご相談した次第です」(菅野氏)

ひとつひとつの製品特性を熟知した提案が、理想のソリューションを引き出す
スイッチ1つでシームレスにつながり、映像・音響も高品質なWeb会議を実現

●特定のメーカーに偏ることなく、品質もコストも最適な製品をデモ付きで提案
●高性能な天井マイクやAIで自動追尾するWebカメラなど最先端機器も導入

NTT都市開発が、NTTビズリンクを空間づくりのパートナーに選んだ決め手について、菅野氏は次のように話します。

「ひとつひとつの座席まで妥協せず選ぶなど、徹底的にこだわった空間ですので、特定のメーカーに偏るのは避けたいという思いがありました。その点、NTTビズリンクは多数のソリューションを提供してきた実績が豊富なので、最も適した製品をうまく組み合わせていただけるのではないかという期待が持てました」(菅野氏)

最適な組み合わせを望んだのは、プレゼンルームのWeb会議システムを最高品質にしたいという思いがあったからです。

Web会議や照明などの機器のオン・オフを一つのスイッチに集約

「コロナ禍でWeb会議はすっかり普及しましたが、その品質がストレスになっていることも多いのではないかと感じていました。うまくつながらないとか、複数人が集まると顔が見えづらく音声も聞こえづらいといった課題はよく聞きます。そういったストレスが一切ない高性能なシステムを備えた会議スペースをご用意することで、オフィスワーカーのウェルビーイングにつながると思いました」(菅野氏)

この要望に対し、NTTビズリンクは「選ぶ過程でより明確に目指めざすべき方向性が見いだせるように」するため、幅広い提案を行いました。しかも、単にカタログやスペックを示すのではなく、必ずデモで体験できる機会を用意。候補が絞り込まれてからはメーカーのショールームへのアテンドも行いました。

「心強かったのは、それぞれの機器についてご担当者が熟知されていたことです。プロフェッショナルであるだけでなく、本当にお好きなのだろうと感じました。私自身も、映像・音響関係の機器は好きなので個人的にいろいろと調べていましたが、全く知らない製品が次々に出てくるのです。プレゼンテーションの熱量も非常に高かったので、安心してこちらからもいろいろな要望を出させてもらいました」(瀧瀨氏)

そうやって相互に引き出し合いながら目指めざす理想像を高めていった結果、満足のいくソリューションに仕上げることができたと両氏は口をそろえます。

6分割で6人を追尾するウェブ会議端末が
臨場感のあるウェブ会議を演出

「プレゼンルームのWeb会議システムで驚いたのは、天井マイクです。会議室に集まってWeb会議をすると、マイクからの距離で音質が変わる経験を何度もしていたので、最初は天井で大丈夫なのかと思いましたが、デモで品質の高さにびっくりしました」(瀧瀨氏)

「Webカメラの性能の高さにも驚きました。AIで話者を自動追尾する製品は知っていましたが、たいていは1人しかアップになりません。でも、NTTビズリンクが提案してくれた製品は6分割で6人を追尾するので、臨場感が全く違います。しかも、こういった技術に詳しい方だけが知るような製品で、機能要件を満たしながらも私たちの予算感にもぴったりでした」(菅野氏)
加えて、このプレゼンルームは、スイッチ1つでWeb会議や照明などのオン・オフができるようにしているのが特長です。

「特殊な要望だと思いますが、オフィステナント入居者だけが利用できる空間とはいえ、共用スペースなので『使い方』を極力シンプルにしたいと考えました。わざわざ細かいマニュアルを読み込まなくても、スイッチ1つでシームレスにご利用いただきたいと思ったのです」(瀧瀨氏)

Web会議システムと一口にいっても、Teamsを使っている企業もあれば、Zoomを使う企業もあります。その場でセッティングをする面倒がなく、スイッチを入れれば接続できるシステムにする必要がありました。

「そういう状況をつくりたいという思いははっきりしていましたが、具体的にどうすればいいかわかりませんでした。そういった漠然とした要望にも、NTTビズリンクはしっかり対応してくださったので助かりました」(瀧瀨氏)

先進的かつ高性能な設備が、内覧会での入居検討を大きく後押し
映像・音響のトータルコーディネートが空間の品質を向上

●短焦点プロジェクターなど、制約のある状況も「提案力」で次々にクリア
●プレゼンルームのWeb会議システムは内覧会でも大きな反響が

ラウンジにおける映像・音響のコーディネートでも、NTTビズリンクの提案力が発揮されました。

「イベントが開催できるようにスクリーンとプロジェクターを設置しようと考えていました。当初、内装工事のときに他社の提案を受けたのですが、高額だったうえにプロジェクターが目立つ状態でした。それだとラウンジの雰囲気が崩れてしまうので、解決策をNTTビズリンクにご相談しました」(菅野氏)

ラウンジの天井はスケルトンで、木の枠を張り巡らせているため、枠の下にプロジェクターが出てしまう状態でした。150インチのスクリーンに映し出すプロジェクターのため、小型にするわけにもいかないという難題でしたが、NTTビズリンクは「短焦点プロジェクター」を提案。言葉どおり、短焦点プロジェクターは短い距離で投写でき、サイズも通常のプロジェクターより小さめなので、機器の大半を木の枠の上に収めることができました。

短焦点プロジェクターを採用、
スクリーンの前に人が立っても影がでない

「目立たない状態を実現できただけでなく、短焦点にしたことで、スクリーンの前に人が立っても影が出にくくなり、イベントが運営しやすくなったのも良かったと感じています。これに限らず、全体的に私たちが理想としていた状態をさらにブラッシュアップできた感覚があります」(瀧瀨氏)
全方位で品質の高さにこだわる同社の眼鏡にかなっただけあり、オフィステナントの反応も上々だといいます。とりわけ、プレゼンルームのWeb会議システムは、ビル竣工後の内覧会に参加した企業から大きな反響がありました。

「かなり先進的な設備なので、多くの方に驚かれました。特にWebカメラは、6分割にすると『こんなことができるの?』と大きく反応され、そのまま商談に発展するケースがいくつもあったほどです。中には、入居後に専有スペースでの導入を相談したいといった声もあるくらいです。そこまでの効果があるとは思わなかったので、想像以上のものに仕上げていただいたと思っています」(菅野氏)
竣工まもない段階で、ほぼ満床になるほど人気を集めている「アーバンネット御堂筋ビル」。時代のキーワードともいえるウェルビーイングをいちはやく実装した成果が出ているといえそうです。

「今後も、オフィスビルに限らず時代に求められる空間づくりに取り組んでいきます。さらなる価値創造をするためには、映像や音響のトータルコーディネートが欠かせませんから、引き続きNTTビズリンクのサポートを期待しています」(菅野氏)
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