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【第3回】本番当日の失敗を回避! オンライン社内コンテストを成功に導く5つのポイント

前回は、オンライン社内コンテストの開催に向けて必要な準備について解説しました。

 

その中で、オンライン社内コンテストの準備においては、特に適切な映像配信サービスの選定が重要であることをお伝えしました。一方で、オンライン社内コンテストを成功させるためには、事前にトラブルを想定しつつ、それぞれに対策を講じる必要があります。

 

第3回目となる本コラムでは、オンライン社内コンテストにおける「失敗を回避する3つのポイント」、「成功のために押さえておきたい2つのポイント」をそれぞれ紹介していきます。

企業が従業員エンゲージメント向上のために今すぐ取り組むべき社内イベントと、その実施方法とは!?

1.オンライン社内コンテストの失敗を回避する3つのポイント

社内コンテストは、司会者や出場者、審査員など、映像に出演する関係者が多いイベントです。加えてオンライン開催となれば、司会者と出場者は会場に集まり、審査員と視聴者はオンラインで参加といったように、関係者によって参加方法が異なります。

 

そのため、従来社内コンテストを実施していた企業であっても、はじめてオンラインで開催する場合には、現場が混乱したり、進行に支障をきたしたりといったケースが少なくありません。

 

ここではまず、こうした失敗を防ぐためのポイントを3つご紹介します。

 

ポイント1「出演者の参加方法を踏まえて、スムーズに進行できるプログラムを作成する」

オンライン社内コンテストでは一般的に、会場の映像、プレゼンテーション資料、オンライン参加者の映像など、複数の映像を切り替えて配信することになります。

 

そのため、運営スタッフが映像の切り替えなどに失敗することのないよう、出演者ごとの参加方法(現地会場参加/オンライン参加)を踏まえて、よりスムーズに進行できるプログラムをあらかじめ作成しておくことが重要です。

 

その際には、進行プログラムとともに映し出す映像を決めておき、その上で、どのような順番で、どの映像を映すのかを映像担当のスタッフと詳細に擦り合わせておくことが欠かせません。

 

ポイント2「プログラムのタイムマネジメントを徹底する」

オンライン社内コンテストでは、視聴者は会場の雰囲気を感じ取ることが難しいため、プログラムの進行がスムーズでない場合、イベントそのものに飽きてしまい、途中離脱してしまうおそれがあります。そのため、通常の社内コンテスト以上に進行スピードに配慮することが重要です。

 

進行の遅延を未然防止する方法の一例として、出場者によるプレゼンテーションの時間や審査員からのコメントなど、各プログラムの時間配分に配慮しつつ、その管理を徹底するタイムキーパー担当者を設置することが効果的です。

 

ポイント3「トラブル発生時のフローを決めておく」

オンライン社内コンテストにおいては、「音声が聞こえない」「雑音が入る」といった音声に関するトラブルや、「映像がスムーズでない(カクつく)、途切れる」といった映像に関するトラブルが発生することも珍しくありません。

 

こうしたトラブルは、視聴者側の端末の設定や通信環境に起因するケースと、配信側の機材や通信環境に起因するケースの2通りが考えられます。

 

いずれのケースであっても、万が一のトラブルを想定して、視聴者のサポート対応を行う窓口を設けることや、トラブル発生時のフローを細かく決めておくことが重要です。

2.オンライン社内コンテストを成功させる2つのポイント

従業員のモチベーションや満足度の向上といった、オンライン社内コンテストの効果を最大化するためには、臨場感を高めるための演出が欠かせません。

 

ここからは、臨場感を高めてオンライン社内コンテストを成功させるためのポイントを2つご紹介します。

 

ポイント4「双方向のコミュニケーションで出場者と審査員がリアルタイムにやり取り」

オンライン社内コンテストを盛り上げるためには、コンテスト会場の様子を片方向で配信するよりも、コンテスト会場と、離れた場所にいる出場者が双方向でコミュニケーションができる仕組みを構築することがおすすめです。

 

例えば飲食店において実店舗を活用した「接客コンテスト」を実施する場合、会場にいる審査員は、実店舗の映像を視聴しながら審査を行い、リアルタイムにコメントを伝えることができます。一方、実店舗にいる参加者も、審査員からのコメントに対して質問を投げかけるなどのやり取りが可能です。

 

ポイント5「カメラワークで臨場感を演出」

視聴者にコンテスト会場の雰囲気や出場者の熱量を十分に伝えるためには、動きのあるカメラワークによる演出も重要です。

 

コンテスト会場全体の映像に加えて、プレゼンテーションの際には出場者の生き生きとした表情を、実演の際には出場者の手元などをアップで映し出すことで、視聴者に出場者の熱量が伝わりやすくなります。

3.効果的なイベントのオンライン配信には、専門業者をパートナーに!

ここまで解説した5つのポイントを押さえつつオンライン社内コンテストを実施することで、失敗を未然に防ぎつつ、イベント自体の魅力を向上することができるでしょう。

 

一方で、こうしたポイントを押さえるために、従来の社内コンテストを開催する場合と比較して、運営スタッフには大きな業務負担がかかります。加えて、映像配信には専門的な知見やテクニックが求められる部分もあり、自社の運営スタッフだけでは対応が難しいケースも少なくありません。

 

そこで、オンライン社内コンテストを開催する場合には、イベント運営や映像配信に関するサポートの経験・実績を豊富にもった専門業者のサポートを受けることも検討しておきましょう。

 

イベント配信の専門業者であれば、機材の手配や設営・操作、進行台本やマニュアルの作成、リハーサル・本番の進行や運営、トラブル発生時の対応など、オンライン社内コンテストの運営・進行まで、トータルでアウトソーシングすることができます。

本記事とは別に、オンライン社内イベントの開催に必要な準備や実施の流れ・ポイントについて、詳しく解説した資料をご用意しています。ぜひご一読ください。

 

企業が従業員エンゲージメントを向上するために今すぐ取り組むべき社内イベントとその実践方法とは!?

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NTTビズリンクでは、遠隔地を高品質・高画質でつなぐ「マネージド映像イベントソリューション」をご提供しています。 社内表彰式をはじめとするさまざまな映像イベントのサポート実績によるノウハウを活かし、お客さまのご利用用途やご要望をもとに、最適な実施方法をご提案いたします。

 

イベントの企画から準備、当日のオペレーションまで熟練スタッフがワンストップでサポートいたしますので、株主総会や決算発表、各種説明会、講演、学会などのオンライン実施を検討・予定されている企業・団体様は、お気軽にご相談ください。

 

また、ビジネスユースのオンラインイベント実施にお役立ていただける資料もご用意しております。ぜひご一読ください。

この記事の執筆監修者情報

監修者:エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社

NTTビズリンクは、企業向けデータセンターサービスを提供する会社として2001年7月にスタートしました。

その後テレビ会議多地点接続サービス事業などの統合により、お客さまのクラウド・アウトソーシングニーズに応える為に、統合的なICTアウトソーシングビジネスを展開してまいりました。 現在、設立以来培ってきたデータセンターサービスとテレビ会議サービスの運用力を強みとして展開している、Communication&Collaboration Solutionsという新たな事業領域の1つとして、「映像イベント&配信ソリューション」をご提供しております。

所在地:〒112-0002

東京都文京区小石川1丁目4番1号 住友不動産後楽園ビル

会社概要:https://www.nttbiz.com/company/outline/

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