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BtoBで使うライブ配信サービスを選定する前に決めるべきこととは

新型コロナウィルスの影響により、イベントの開催スタイルが来場を求める展示会やセミナーなどの集合型から、遠隔地にいながら参加できるオンライン型に置き換わりつつあります。とりわけ、BtoBビジネスにおいては「ライブ配信」などのオンラインイベントを積極的に行っている企業が増えてきています。

 

一方で、実際にオンラインイベントを実施したいと検討している場合でも、業界内の前例がわずかしか存在しないなどの事情により、そのノウハウやリソースを保有しているという企業は少ないのではないでしょうか。そのため、オンラインイベントの実施にあたっては「ライブ配信サービス」といった形でアウトソーシングするケースが少なくありません。

 

そこで本記事では、BtoBビジネス用のライブ配信における、配信サービス選定前に決定しておくべき事項と、サービスを選定する上で押さえておきたいポイントについて解説していきます。

 

 目次
1. サービス選定前に決めるべきこととは
2.ライブ配信サービスを決める際に見るポイント
3.「ライブ配信」の企画から運営サポートまで、NTTビズリンクにお任せください

 

1.サービス選定前に決めるべきこととは

「ライブ配信サービス」と一口に言っても、利用できる機能や同時に視聴できる人数など、サービスごとに細かな部分が異なります。計画通りの内容・規模でライブ配信を行うためには、実際に利用するサービスを選定する前の段階で、複数のことを決めておかなくてはなりません。

 

特に重視すべきこととして、次の3つのポイントが挙げられます。

 

誰が行うライブ配信なのかを明確にする

ライブ配信を行うにあたって、テーマ・内容、配信時間帯、配信時間、タイムスケジュール、誰に向けたものか(視聴対象者)、参加人数などを決めなくてはなりません。

 

それに加えて、「誰が行うのか(演者)」も明確にしておくことが重要です。演者が自社スタッフであれば問題ありませんが、取締役などの役員や外部講師の場合、専門的なカメラワーク・照明機器・音響機器などが必要となる場合もあります。

 

オンライン配信のみか、オフライン配信もするか

また、ライブ開催(オンライン)のみか、会場開催(オフライン)も並行して行うかも決める必要があります。

 

会場開催を行う場合は、カメラなどライブ配信設備に加えて会場側の設備も必要となり、ライブ側の設備が会場開催の妨げにならないように工夫しなくてはなりません。また、ライブ・会場ともに視聴者や参加者に快適な環境を提供しなくてはならないため、開催経験が少ない場合や、失敗が許されないイベントにおいては、専門的な知識やスキルを持ったベンダーの高いサポート力に頼ることをおすすめします。

 

配信に使って良い予算の上限はいくらか

配信には機材・機器などの手配費用、装飾や演出費用、必要に応じて会場費・講師の講演料・カメラマンなどの専門スタッフ人件費など、さまざまな費用がかかるものです。あらかじめ予算の上限を決めておくことで、それに合わせて装飾や演出方法を変えたり、会場の規模を見直したりと調整できるようになります。

 

また、運営を外部委託か内製で行うのか、スポット開催か定期開催か(あるいは何回開催するのか)によっても費用は大きく変わるため、開催回数やスケジュールも合わせて決めておくべきです。

2.ライブ配信サービスを決める際に見るポイント

ある程度の内容や予算が決まったら、次はさまざまあるライブ配信サービスからどれを利用するかを決めていきます。選定する上で、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

 

配信に必要なクオリティを確保できるか

目的や講演者、扱う内容などによりイベントの重要度も異なります。小規模なイベントなのか、新製品の発表や記者会見イベントなど失敗できないイベントなのか、内容にふさわしいクオリティやサポート体制を持っているライブ配信サービスかどうかを確認すべきです。小規模イベントならサービスのみの利用で十分ですが、重要イベントの場合は失敗リスクを下げて適切なクオリティを維持できるよう、専用機材や回線の手配、イベント中のオペレーションまで場合によってはアウトソースを検討する必要があります。

 

必要な機能や想定視聴者数を満たしているか

ライブ配信サービスによって参加可能人数(同時接続可能な人数)が異なるため、想定参加人数に合うサービスの選定を行いましょう。

 

また、双方向性のコミュニケーションが取れるのか、一方通行的に発信のみできるのか、相互にやり取りできる場合はそのコミュニケーションが音声・映像なのかテキストによるものなのかも重要なポイントです。また、そのほかにもチャットやアンケート機能は必要か、通信環境が安定しているか、参加者にストレスを与えない音声・映像の品質かなどの、機能面・性能面も合わせて確認しておきたいところです。

 

セキュリティレベルやサポートはやりたいことに見合っているか

ビジネス用配信においては機密性の高い情報を扱う可能性もあるため、セキュリティへの配慮が欠かせません。

 

セキュリティレベルが低いと不正アクセスや機密情報の漏洩といった重大な被害につながる恐れがあるため、「ID・パスワード認証」「IPアドレス制限」「ドメイン制限」など、配信する内容に応じてセキュアな配信環境を構築しておく必要があります。

3.「ライブ配信」の企画から運営サポートまで、NTTビズリンクにお任せください

ここまで、ライブ配信サービス選定前に決定しておくべき事項と、サービス選定におけるポイントについて解説してきました。

 

配信内容や出演者、必要な機材や予算など、事前に決めておくべきことは多く、また、回線や機材・機器の選定や設定は専門的な知識や技術が必要となるため、配信環境を整えることは容易ではありません。

 

そこで、ライブ配信を成功させるためには自社の要望などを相談し、企画提案から運営まで幅広くサポートしてもらえるベンダーをパートナーにすることをおすすめします。

NTTビズリンクでは、お客さまのご要望に合わせたライブ配信の企画・設計から、会場および回線手配、機材選定、機器設置、現地オペレーションまでワンストップでご提供する「映像イベント&配信ソリューション」を取り扱っています。

 

システムを熟知した専門スタッフが円滑にサポートいたしますので、「コンテンツを配信したいけれど、方法がわからない」「やりたいことや予算は決まっているけれど、実現可能か」などお悩みの方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆監修者情報

監修者:エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社

NTTビズリンクは、企業向けデータセンターサービスを提供する会社として2001年7月にスタートしました。

その後テレビ会議多地点接続サービス事業などの統合により、お客さまのクラウド・アウトソーシングニーズに応える為に、統合的なICTアウトソーシングビジネスを展開してまいりました。 現在、設立以来培ってきたデータセンターサービスとテレビ会議サービスの運用力を強みとして展開している、Communication&Collaboration Solutionsという新たな事業領域の1つとして、「映像イベント&配信ソリューション」をご提供しております。

所在地:〒112-0002

東京都文京区小石川1丁目4番1号 住友不動産後楽園ビル

会社概要:https://www.nttbiz.com/company/outline/

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